北 知美

重ね煮kitchen suzuminagi 主宰/重ね煮弁当研究家

クッキーづくりに夢中だった少女時代

味噌やぬか漬け、柴漬けにパンなど何でも独学で作る母のもとで育ち、料理が好きというよりもクッキー作りのみが好きで、学生時代は何かあると心を落ち着かせる為に、よくクッキーを作っていました。

何となく進んだ栄養学科で栄養学を学ぶも、そこまで食の世界にはまらず・・・
卒業後は食とは全く関係のない事務職として働いていました。

娘のアトピーを機に重ね煮を学ぶ

結婚を機に兵庫県加古川市から神奈川県横浜市へ。
娘を出産後、子育てしやすく、海に近い環境を求め、2001年より神奈川県藤沢市に移り住みました。

現在は夫と娘(2000年生まれ)・息子(2003年生まれ)の4人暮らし。

娘が2歳ごろにアトピーを発症したことで、改めて食へと向き合うことになりました。

薬に頼りたくない一心で独自に添加物に気を付けたり、食事を工夫したり、自然療法取り入れるなど、あらゆる方法を試しましたが、娘は中学生になり、急激にアトピーが悪化してしまいました。

これをきっかけに、梅崎和子師に基づく陰陽調和の重ね煮を本格的に学びはじめました。
お出汁無しで初めから味噌も重ねて作るお味噌汁の美味しさ、従来の調理法を根底から覆す調理法に衝撃を受け、切って重ねて火にかけるだけの簡単調理なのに驚くほど美味しい重ね煮の虜となりました。

重ね煮を続けていくうちに娘のアトピーも少しずつ軽減され、自身の「こうであらねば」という、ガチガチの考え方も、「大らかでいい」という考え方にシフトしていきました。

陰陽調和の重ね煮を皆様に広めたい

私たちの身体は食べたものでできています。
日々の暮らしに陰陽調和の重ね煮を取り入れることで、日々のちょっとした不調が軽減したり、億劫な毎日の食事作りが楽になったりします。

現在は、

「無理なく楽しく美味しく、日々の暮らしに重ね煮を」

をスローガンに、5人までの少人数制の自宅料理教室や出張料理教室の開催、イベントでのランチ提供などを行っています。

料理には不思議な力があると思うのです。
かつての私がクッキーを作りをすることで心を落ち着かせていたように、料理は身体だけでなく心も整えてくれます。
イライラしながら作った料理よりも楽しみながら作った料理、一人で食べるよりもみんなで食べる料理の方が、何倍も何十倍も美味しく感じられるものです。
そんな料理がもたらす力も感じてもらえたらと思っています。

重ね煮だけでなく、お味噌作りやキムチ作り、発酵食などのお教室も開催し、つながりやご縁を大切にしながら色々なイベントも主催しています。
毎日のルーティーンのお弁当作りは重ね煮弁当研究家としてほぼ毎日発信中です。

  • 武庫川女子大学 家政学部 食物栄養学科 管理栄養士専攻卒業
  • 管理栄養士

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